Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!

米国株投資を通じて資本主義社会を豊かに楽しく生きる

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【危険】Hiroのポートフォリオを真似しない方がいい理由

   

なんかここ1、2カ月くらいですかね、やけにアクセス数が増えて驚いてます。グーグルアナリティクスで詳細に分析してないので、どこからの流入が増えているのか全然把握してませんが。

多くの方に読んで頂けるのは素直に嬉しいです。メールもたくさん頂いていて、楽しく読ませてもらっています。いつもありがとうございます。たくさんリアクション頂けることが、ブログ継続のモチベーションになっています。

よくこんなメールを頂きます。

「Hiroさんのブログを参考に、私もPMとMOとVZとTとIBMとPFE買いました!!」

「私もHDVの積み立て始めることにしました!」

普通に嬉しいですよ。

私も先人の方々の情報発信に誘われて株式投資の世界に入った人です。投資の世界を知れて本当に良かったと感謝しています。まさか自分が情報発信する側になるとは当時は予想だにしてなかったですが(笑)。

庶民がこんなに簡単に資本家になれる方法があるとは思いもしなかったです。てか、労働者と資本家という対立概念さえ持ててなかったです。

このブログをきっかけに米国株投資の世界を知って頂いて、そして実際に投資を始めてもらえたなら、それはブロガー冥利に尽きるというか、そういう内容のメールを読むとホント凄く嬉しいです。「一緒にがんばっていこう!!」って気持ちになります。

米国株投資をすれば絶対に儲かるとか、そんなこと言うつもりはありません。ありませんが、世界の資本主義経済を牽引する米国の大手企業(S&P500を構成するような)に分散投資して、損する可能性はそう高くないと思っています。ぶっちゃけ、30年間S&P500に積立投資し続けて損する可能性なんてほぼゼロだろうくらいに思っています(資本主義経済が崩壊しない限り)。

なので米国株を選択するのは大賛成なのですが、安易にポートフォリオの中身まで私の真似はしない方がいいです。しない方がいいというか、あなた自身の投資の目的をよく考えたうえで決めて欲しいなと思います。

ちなみに、これが直近8月末のポートフォリオです。

 

私が投資に求めているものはちょっと特殊です。

あなたはなぜ株式投資をしているのですか?

なぜ頑張って働いて稼いだ大切な虎の子のマネーを、リスクたっぷりの株式市場に放り込んでいるのですか?

多分、あなたの投資の目的は金儲けですよね。将来大きな金銭リターンが得られると期待して、株式を買っているんだと思います。それが普通です。

私もそうです。
20年後30年後にできれば億単位の株式資産を持ちたいという願望があります。

が、私の投資目的は実は長期的な投資リターンの最大化だけじゃありません。

私は配当利回りが3%を優に超えるような高配当株ばかり保有していますが、それは必ずしも長期投資リターン最大化のためだけの戦略ではありません

私の投資目的をグラフ化するとこんな感じです。

 

長期投資リターンの最大化(60%)

やっぱり、ここが一番重要です。金儲けです。

たった7%の利回りでも複利で計算すれば10年で2倍、20年で4倍、30年で8倍になります。サラリーマンの給料だけでは、こんな指数関数的な資産増加は望めません。株式投資をやらないと見られない壮観な景色です。

1億円という金額は庶民には関係ない数字だと思っていました。政治家の息子として生まれるとか、芸能人になって有名になるとか、宝くじで1等が当たるとか(宝くじ買わないけど)、そういうことでもない限り庶民の僕が億単位の財産を持つのは絶対に無理だと思っていました。1億円なんてアウトオブ眼中(←もはや死語?)でした。

でも、社会人になって投資本、マネー本を読んで勉強して、株式投資の世界を知ってから考えがガラッと変わりました。コツコツ株式投資を続けて資本主義の恩恵を受ける立場に居続ければ、庶民でも億単位の世界に入れる可能性があるんだ!と知りました。大興奮でした。平日の仕事終わりと週末は、貪るように投資本を読む日々でした(20代前半の頃です)。

金持ちになりたい願望が強かったです。会計士を目指したのも、経済金融という分野が好きだからってのもありましたが、一番の理由は年収が高かったことです。

今はちょっと冷静になってきて、「お金だけ追求しても人生幸せになれないな~」と思っています。ですが、今も投資の一番の目的は金儲けです。短期ではなく長期的に億単位の財産を築いてやりたいという気持ちがあります。それが偽らざる本音です。

そのカネで何をするとか別にありません。僕はあまり物欲とかないし、カネの掛かる趣味もないです。今のところは。

目的はないけど、株式投資で複利の力を利用して金持ちになるという経験をしてみたいんです。長期投資は30年単位ですから、チャレンジできるのは人生で1回だけでしょう。寿命が200歳まであれば2,3回はチャレンジできそうですが、そんなに生きるのは無理ですから。

根気強く、辛抱強く投資を続けたいです。

米国株投資で億万長者になっていく様をこのブログに記録として残してやりたい。
それが後世のお役に立てればなお嬉しいです。

 

今のインカムの最大化(25%)

億万長者になりたいという気持ちもあるのですが、それと同じくらい毎年のキャッシュインフローを増やしたいという思いがあります。ストックよりもフロー重視です。ストックはフローを得るための手段です。

そのフローが将来大きくなることも大切ですが、今のフローを大きくすることにも価値を置いています。

将来の生活も大事ですが、それと同じくらいに、いやそれ以上に「今」が大切です。30年超の長期投資とは言っても、30年後も自分が元気に健康で生きているかわかりません。目の前の1日1日を大切にしたいです。

投資は大なり小なり「今」を犠牲にする側面があります。30万円あればヨーロッパ海外旅行に行けます。その楽しい旅行を捨てて、30万円でS&P500ETFを買うかどうかの判断は人それぞれです。

多分生きているであろう将来に向けてたくさん資産を積み上げたい。そして結果として将来たくさんの配当をもらいたいです。10年後は毎年200万円くらい配当貰えればいいな~とか妄想します。その一方で、来年ないし2年後には、100万円まで年間配当を増やしたいという思いもあります。

将来の資産形成(配当増)を目指す一方で、今年来年もたくさん配当欲しいです。

なんて贅沢な!!

今も将来もどっちもたくさん配当欲しいって贅沢な要求です。物事は何でもトレードオフなところがあります。今の配当を犠牲にすることで、将来の配当を最大化できる面があります。

実際、ジェレミー・シーゲル氏によれば、20世紀後半に高い投資リターンをもたらした銘柄の多くは、配当利回りが市場平均をやや超える程度でした。

私は配当利回りが市場平均の2倍近い銘柄を多数保有しています。このような銘柄は利益成長が鈍化していて、配当性向を高めることで高配当を実現させている傾向にあります。の割にいっちょ前にPERは高いです。具体的にはコカ・コーラやペプシコ、フィリップモリスとかですね。コカ・コーラとペプシコのPERはS&P500より高いです。

私は長期的な投資リターンも高くなると信じて、コカ・コーラやフィリップモリスに投資しています。が、同時に高配当に魅了されて投資している面もあります。もし仮にコカ・コーラの配当利回りが2%以下だったら、多分投資してないです。

あともう一つ、具体的な話をします。通信大手のベライゾンコミュニケーションズ(VZ)株とAT&T(T)株を計200万円ほど保有していますが、実はあまり長期的な投資リターンには期待していません。

VZもTも高配当は魅力的ですが、その高配当を割り引いても内部成長率が低すぎます。過去10年のDPS(一株当たり配当)成長率は年率3%ほどです。インフレ率+αといったところ。事業領域も米国内限定で、物理的に成長余地が限られます。設備投資も多いです。

VZとTがS&P500を大幅にアウトパフォームするのは難しいかな~と思っています。そういった長期的な投資リターンへの期待は低いものの、債券のように安定したキャッシュフローからもたらされる高配当(AT&Tにいたっては6%を超える利回り!)を好んでポートフォリオに含めています。

 

投資を楽しむ、勉強する(15%)

私は、学生時代「簿記の勉強って楽しいな~」と思っていた珍しい人です。「日経読むのワクワクする!」と思っていた変わり者です。

大学生の時、全然お金ないくせに日経だけはほぼ毎日買ってました。定期購読は固定費になって嫌だったんで、コンビニで160円払って買ってました。会計士予備校の自習室で、簿記のテキストではなく日経新聞広げてたの私くらいですw。

その延長で株式投資も楽しいし、勉強になるな~と思っています。

投資を楽しむため、より勉強するためというのも高配当株に投資している理由の一つです。

なぜ、高配当株投資が勉強になるのか?

それは、配当が増えると再投資の機会も増えるからです。

実際に投資銘柄を決める時ほど真剣に、企業の財務データやバリュエーションをチェックする時はありません。実践が一番の修行です。投資銘柄を検討する過程自体が楽しいし、色んな気付きがあって勉強になります。経理の仕事にも活きます。

今年は30万円単位で投資をしてきましたが、2019年からは1回当たりの投資金額を20万円に下げようかなと思っています。どうせ楽天証券の手数料率は30万円も20万円も一緒ですし。

今のポートフォリオの年間配当は税前で80万円、税後でも60万円くらいは残ります。ということは、配当再投資だけで3回も投資する機会に恵まれることになります。

そうやって、投資の機会を増やしたいです。「どの銘柄に投資しようかな~」と考えるのが好きで、深夜まで悩んでいることもよくあります。寝不足の原因ですw。でも好きでやってるからいいんです。

 

あなたの投資目的に沿ったポートフォリオを作ればOK。正解はない。

優良株を買う、低コストなETFや投資信託を使う、信託報酬が1.5%もあるような流行りもののアクティブ投信を買わない。こういった基本をちゃんと守って分散投資していれば、どんなポートフォリオを作っても長期ではそれなりに結果が付いてくると思います。

投資の目的は人それぞれ。
あなたなりのポートフォリオを作ればそれでOKだと思ってます。

せっかく金額まですべて開示してますから、私のポートフォリオを参考にしてもらって全然いいです。いいですが、あくまで参考程度にして下さい。私のポートフォリオの2018年YTDリターンは市場平均以下です。マイナスリターンです・・。

時間をあまり掛けずに長期での投資リターンを最大化したいなら、NISA口座でインデックス投資が一番その目的に合致すると思います。S&P500やNYダウ、MSCIコクサイ、ナスダックといった指数連動型の商品です。

私みたいに投資を通じて勉強してみたいという気持ちがあるなら、個別株投資にチャレンジするのも面白いと思います。リターンを追い求めて個別株投資にチャレンジするのは、投資に時間を掛けるつもりがないならオススメできません。

最近のETFは低コストが進んでいて、優良商品がたくさんあります。それら優良ETFよりも、個別株の方がリターンが高くなるというのは結果論としては当然あり得るでしょうが、その確信を持って何十年も投資を続けるのは難しいです。安定リターンを求めるならETFや投資信託の方が良いと思います。

ってのも、私の考えに過ぎませんけどね。

恐らくこのブログのこの記事を読んでいるあなたは、もう大きな間違いは犯さないはずです。証券会社の窓口に行って、営業担当者オススメの「AI活用世界株式ファンド(為替ヘッジあり)」みたいなようわからん高コスト商品には手を出さないはずです。

であれば、あと、あなたが投資に何を求めるか次第です。
投資の目的が人それぞれ違う以上、絶対に正しいポートフォリオなんてありません。

「資金の90%をS&P500に投資せよ」というバフェットの奥さんへの遺言でさえ、投資の絶対解でも何でもありません。投資にあまり関心がない人(バフェットの奥さん)が、まあまあ妥当な利回りを実現できる手っ取り早い方法として言ってるに過ぎません。ま、その「まあまあ妥当な利回り」が長期複利では大きな富を生むわけですが。

ブログ、投資本、バフェットのポートフォリオなど色んな情報を吸収するのは全然OKですが、最後は自分の納得感が大切です。あなたのお金ですし、あなたの人生ですから。

 - 投資理論・哲学