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【DEO銘柄分析】ディアジオはギネスビールでお馴染みの英国酒類大手

   

※2016年度データ更新(2017/10/22)

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はディアジオ(DEO)をご紹介します。ディアジオはロンドン本社の英国企業で、NY市場にはADRとして上場している。


   ティアジオ財務情報等

基本情報

会社名 ディアジオ
ティッカー DEO
創業 1997年
上場 1997年
決算 6月
本社所在地 英国
従業員数 23,000
セクター 生活必需品

 

ダウ30 ×
S&P100 ×
S&P500 ×
ナスダック100 ×
ラッセル1000 ×

 

地域別売上高

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

※株主還元のみ単位がポンドではなく米ドルになっております。

 

バリュエーション指標等(2017/10/22時点)

PER:24.9倍 最新情報はこちら

配当利回り:3.0% 最新情報はこちら

配当性向:65% 最新情報はこちら

 

感想

ディアジオは1997年にギネス社とグランドメトロポリタン社が合併して誕生した英国の酒造メーカーです。

ディアジオの主なブランドとしては、ウォッカの「スミノフ」やビールの「ギネス」、ウイスキーの「ジョニー・ウォーカー」などがあります。個人的にこの中で知っているのはギネスビールだけです。ウォッカやウイスキーはあまり飲む機会が個人的にあまりないこともあって、米国株投資を始めるまでディアジオという会社の存在は知りませんでした。

ディアジオは製品種類も豊富ですし事業エリアもグローバルです。北米がメイン市場ですが、欧州やアジア・日本でも積極的にビジネスを展開しています。ただし利益という意味では北米市場で半分以上を稼いでいます。

そんな稼ぎ頭の米国ですが、近年はミレニアム世代や10代を中心に飲酒量が減っているようです(そもそも10代で飲酒はダメですがね・・)。若い世代の健康志向はコカ・コーラやペプシコなどの清涼飲料業界だけでなく、酒類業界にも及んでいます。さらにウォッカの販売低迷、地場の新興ブランドの猛追といった課題があります。

このような経営課題を抱えていはいるものの、ディアジオの業績は特段問題ないように感じています。やはり、100年以上の伝統あるブランドを保有している企業は強いです。

ディアジオの過去10年分の財務諸表を確認しました。

売上規模は100億ポンド(約1.5兆円)ほどで横ばいが続いていましたが、FY16に120億ポンドまで拡大しています。ブレグジットをきっかけにポンド安が進んだのでその影響もあるはずです。

売上規模は概ねアンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)と同程度の規模です。

グロスマージンは60%近く有り他の有力飲料メーカーに引けを取らない超高収益企業です。グロスマージンもBUDとほぼ同水準です。

グラフには記載していませんが営業利益率は30%前後もあり、純利益率は23%もあります。とても優秀な数字です。

営業CF・フリーCFともに安定しており、営業CFマージンは25%もあります。

株主還元もしっかりしています。DPS(一株配当)はポンドベースでは少なくともFY07以降は連続増配を続けているようです。自社株買いは少なくとも、直近5年間はほとんど実施していません。配当で株主に還元する方針のようです。

ディアジオは業績・キャッシュフロー・株主還元、いずれの観点から見ても文句なしに素晴らしい銘柄だと感じました。

大手飲料メーカーはディアジオに限らずどの企業も素晴らしい財務諸表を見せてくれて楽しくなります。コカ・コーラ(KO)、ペプシコ(PEP)、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)、そしてディアジオ(DEO)、いずれも美しいキャッシュフロー計算書を魅せてくれるディフェンシブ銘柄です。

ディアジオは英国企業で現地源泉がない点も魅力的ですね。

 - 米国株銘柄分析