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借金は「悪」という世間の常識に騙されるな! 借金は経済的に得である

   

友達からお金を借りてはいけません。
友達にお金を貸すのもいけません。
お金を借りることは悪いことですって子供の頃、親や学校の先生から教わったかもしれません。

果たして、本当にそうでしょうか?
お金を借りること、借金って本当に悪いことなのでしょうか?

私はそうは思いません。

そもそも「悪い」ってどういう意味なの?ってまず思います。
「悪い」という言葉はあまりに多くの事を包括し過ぎて、言葉に具体性が無さ過ぎてわかりません。

一般的に借金が「悪い」と言われる理由は、主に2つあるかなって個人的に思っています。

1つ目が、お金を他人から借りるなんて倫理道徳的に良くないという考えです。

お金は汚いものって特に日本では思われがちです。
身近な人とでもお金の話をするのは何かタブーな雰囲気ありますよね。

給料を聞いたり、貯蓄額を聞いたりなんてよほど仲良くてもしません。
長く付き合っているカップルでさえも、お互いの金銭事情を知らないケースは稀なことではありません。

お金ってこの資本主義経済を生きていく上で避けては通れないテーマにも関わらず、触れてはいけない話題という風潮は未だに大きく残っている印象があります。会社の同僚とお金の話をすることは稀です。
(だからこそ、しっかりマネーの勉強をした人は社会を優位に生きていける。)

これって日本人に顕著だと思いますね。
私の会社の中国人社員なんて普段おとなしいのに、毎年の給与交渉の時はすごく攻撃的に色々と言ってくると上司の管理マネージャーが言っていました。
ええまあ、それが普通だと思いますけどね。

そんなタブー視されるお金を他人から借りるなんてけしからん。理屈は置いといて、お金を借りるなんてけしからん!という考えは一般的にあるように思います。

借金が「悪い」と思われる2つ目の理由は、借金が経済的精神的に身を滅ぼす原因になり得るからというもの。
特に親が子供に借金させたくない理由は、ここが大きいと思います。可愛い子供に苦労させたいと思う親はいないでしょうから。

借金で経済的に立ち行かなくなったという話は聞いたことありますし、実際にあるでしょう。

パチンコや競馬などのギャンブルに嵌って借金背負って破綻。
溺愛しているキャバ嬢に借金して貢ぎまくって破綻。
安易に1Rマンション不動産投資の勧誘に乗って借金して、結局家賃収入が想定通りに得られず破綻。

こういう破綻は個人的にはありませんが、事例としてはググれば一杯出てきますから色々あるのでしょう。だから否定はできません。

借金は使い方を誤れば、このように経済的な破綻をもたらし、それは精神的な負担にもなり社会復帰を難しくさせるでしょう。

こんな感じで借金には良い印象がありません。悪いイメージばかり先行します。

というか、上で例示した借金が「悪い」と思われる理由については別に否定できるものではありません。なので、借金=悪という考えを世間が持つのも仕方ないと思います。

株式投資家の間でも、投資は余裕資金ですべきものであってレバレッジ投資は危険だから止めましょうってのは一般的な考えだと思います。あなたもきっと自己資金の範囲内で心穏やかに投資をしていることかと思います。

 

 

1971年に資本主義のルールは変わったんだ!!

 

私Hiroの個人的意見ですが、借金は「良い」ことだと思います。

はい、この「良い」という言葉も何が具体的に良いのか曖昧です。
なので、定義をはっきりさせておきます。

借金が道徳的に善いか悪いかなんて議論するつもりは全くありません。
あくまでも、経済的に借金は「良い」と思うんです。

カネですよ、カネ。
カネを最大限儲ける上で借金は良いことだと思うのです。

なぜ、そう思うのか?
なぜ、借金は経済的にプラスだと思うのか?

いやね、実は私も子供の頃は借金なんて絶対にすべきではないとは思っていましたよ。やっぱり、借金は返せなくなったら、いかつい面の怖いお兄さんが家に押しかけてきたり、同僚や親族にも迷惑掛けるかもしれないな、怖いなって思っていました。

でも、今は考えがだいぶ変わりました。
闇金やサラ金が怖いものという考えは変わりません。
しかし今は、借金は少なくとも経済的に良いことだと思っています。

 

 

借金は経済的に良いことだ!と思うようになった一番のきっかけは、ロバート・キヨサキ氏の書籍を読んだことです。

ロバート・キヨサキ氏はこう言っています。
「1971年に資本主義のルールは変わった。」

1971年に何が起こったかご存知でしょうか?

ニクソン・ショックです。
1971年、当時アメリカ合衆国大統領だったリチャード・ニクソン氏は米ドル紙幣と金の交換停止を発表しました。それまで金1オンス=35ドルという固定比率が維持されてきましたが、ニクソン大統領はその交換を止めたのです。

これは超大転換ですよ。
まさにロバート氏が言う通り、ルール変更です。

サッカーでいきなりオフサイドはなし!と宣言するくらい大きなルール変更です。
キーパー以外も手を使ってよい!というくらいの驚きのルール変更です。

この金とドルの兌換停止となった1971年以降から、貯金は全く意味を持たなくなったとロバート氏は喝破しています。貯金する奴が損するんだと。

確かに!!
それはなんとなく素人の私でもわかりました。

1971年以前は貯めた紙幣はきちんと金と交換できたのです。紙幣には金という価値の裏付けがありました。金は埋蔵量が有限ですから、有限貴重資源の金に価値が裏付けられている紙幣を貯め込むのは合理性がありました。

紙幣は、お金は価値あるものでした。価値ある紙幣を貯め込んでニヤニヤするのは当時ではもっともなことでした。

でも、1971年にルールは変わったのです!
1971年にお金はお金じゃなくなりました。
1971年以降、お金は金という有限資源の裏付けを失くしました。

では、お金の価値は何を根拠に保っているの?
それは、もう人々の信用のみです。
世界中の人が、スーパーで物を買ったり、レストランでステーキを食べる対価としてドル紙幣を受け取ってもらえるという確信があるからこそ、ドルはお金としての価値を維持しています。

その信用の裏付けとして、アメリカ政府の信用力があります。

現代の紙幣は「信用力」というとてもファジーな幻想によって成り立っています。

ここで、一つの大きな問題が浮上してきます。
それは、金本位制を止めて必ずしも紙幣と金との交換を必要としなくなったので、中央銀行は自由に紙幣を刷れるようになったということです。アメリカの中央銀行はFRBです。

もちろんFRBもなんの理由もなく無分別に紙幣を刷ることはしません。でも、刷ろうと思えばいくらでも刷れるのです。

まあいくらでもって言うのはちょっと語弊がありますが。アメリカでハイパーインフレになってしまうほど、紙幣を刷ることはいくら何でもしないでしょう。でも、理屈上はFRBはいくらでも紙幣を刷れるのです。

基本路線として、紙幣の量、マネーの量は増えるばかりです。
減りません、増えます。
またリーマンショックのような金融ショックがあれば、金融機能の麻痺を防ぐという名目でたくさんの紙幣が刷られることでしょう。

この紙幣は自由に刷れて、ドンドン量が増えていくという事実を聞いてあなたはどう思います?
あなたの財布に入っている紙幣を見つめて、頑張って労働して汗水垂らして稼いだであろうその紙幣を見つめて何か思うことはありますか?

必死に稼いで働いたその紙幣に何の価値があるのでしょうか?
金と交換できないのですよ。
働かなくても、中央銀行が輪転機回せばドンドン増えていくものですよ。

お金に関わらず、経済の原則ですけど、数がたくさんあるもの、希少価値がないものは安値で叩き売られます。コモディティは値段が下がります。

お金、紙幣もその原則から逃れることはできません。
お金の量はドンドン増えるのだから、今存在するお金の相対的価値は時間が経過するにつれて減価していきます。

これを経済用語でインフレーションと呼びます。
インフレですね。

インフレとは物価が上がるのではなく、貨幣の価値が下がることです。
物価上昇とはインフレの裏面です。表面は貨幣価値の減価です。

現代社会は金本位制が崩れた時点で、インフレとは無縁ではいられません。
ここ30年の日本は異常だとして。

私はたまに投資はフルインベストでいいし、過剰に預金を貯め込むのは止めた方がいいと言っていますが、そう思う最大の根拠はここです。ロバート氏の書籍に相当影響を受けています。

もちろん、インフレが進行する、お金は減価すると言っても明日明後日いきなり価値が減るわけじゃないから安心して下さいね。

お金は腐るから、今すぐ株式に投資しろ!、今すぐビジネスに投資しろ!、今すぐ自己投資に使え!というのは極論です。そんな短期間ではお金の価値も下がりませんから安心して下さい。

暴落用にお金を預金で貯めておくのも合理的だと思います。
30年間待ち続けるのには反対ですがね。

ただね、マインドとしては持っておくべきです。
お金は腐ると。
お金に何の価値の裏付けもない。
お金に拘って人生を浪費するなんて意味はない。

金額規模の価値観は人それぞれだとは思いますが、お金を紙幣・預金として何千万円も何億円も持っておくくらいなら、何らか楽しいお金の使い道を見つけて散財したほうがましだと思います。

日本は貯金が美徳という傾向があります。確かに毎月の生活がカツカツで全く貯金できないという貧困レベルから脱するために先ず貯金しましょう、という指導は適切だと思います。

ですが、米国株投資をするレベルに金銭的に余裕があり、金融投資リテラシーが高いあなたは、貯金が美徳なんていう知識薄弱なFPの言う事を信用してはいけません。
ああいうアドバイスは、投資の「と」の字も知らなくて日常的な生活がカツカツな層に対するアドバイスだと思って、外野として聞いておくべきです。

 

 

 

さて、少し話が逸れましたが、借金は経済的に得だという話に戻ります。

借金とはそのままですが、お金を借りることです。
金本位制が崩れた今、お金は中長期的には価値が失われていく運命です。

ということは、、借金の価値もドンドン減っていくということです。
たまにインフレを起こして政府債務を圧縮しろという議論出てくるじゃないですか。あれって、このマネーの減価を推し進めろってことですね。

お金の価値が時間とともに下落する以上、中長期的な期間で借金することは経済的に得になる可能性が高いです。

ただ、もちろん高利で借金してはいけません。また、借り入れた資金をきちんとビジネスや金融資産に投資する必要はあります。

いくら借金が経済的に得と言っても、闇金からトイチ(10日で1割の利子)で借りてもダメです。サラ金から年率20%で借りてもアウトです。

株式投資をやっているあなたなら、年率20%という複利利息がどれだけ凄まじいかわかるはずです。バフェットでギリギリ返済できる水準です(笑)。

低金利でお金を借りれるなら、借金した方が経済的には絶対に得だと思います。

例えば、(あり得ないけど)個人が金利0.1%で1000万円借りれるなら借りた方がいいです。私なら絶対に借りますよ。そのお金をビジネスに投資する、ビジネスを持っていなければディフェンシブ株に全額投資するとか、S&P500ETFにすべて投資するとか。

その1000万円使ってキャバクラで豪遊とかしたらダメですよ。価値が長期的に殖える資産にお金を投じるのであれば、低金利の借金は経済的に得です。

大金持ちのドナルド・トランプ大統領もたくさん借金してます。世の中の企業もたくさん借金してます。

日本を代表する企業としてはソフトバンクも膨大な借金を抱えています。ソフトバンクは現在10兆円以上の借金を抱えています。

ソフトバンクの孫社長は決算記者会見でこの借入金について満面の笑みで語っていましたよ。
「この借金は餌なんですよ。金の卵を生む鶏たちに与える餌なんです!」って。

日本には無借金経営=素晴らしいみたいに考えているCEOも見かけますが、思考としては残念と言わざるを得ません。資金繰りコントロールは大事ですが、企業の信用力を活かして負債で資金を調達しない理由はないでしょう。

孫さんみたいに、借金の性質を理解してビジネスにレバレッジを掛けていく姿勢は株主としては好印象を持ちます(私はソフトバンク株主ではないですが)。

 

 

 

借金=悪、というのは世間の間違った常識です。
確かに、借金は道徳的に悪な側面もあるかもしれませんし、使い方を誤れば経済的な破綻をもたらすこともあります。

ですが、正しい知識を持っていれば、借金は経済的に得な取引です。

借金に対してアレルギー反応を持つべきではありません。

クレジットカードで支払いするのだって小さな借金です。「借金は絶対嫌!」なんて言ってる世間の奥様方も平気でクレジットカードで買い物してるじゃないですか。しかも旦那のカードで。。

たとえ、1億円キャッシュを持っていてもマンション買うなら住宅ローン組むべきです。低利で借りれるお金は借りた方が得です。

1971年にお金のルールは変わったんです。

ルールを知らずにスポーツをやるのは大変愚かなことです。
試合する前に先ずルールを勉強すべきです。

資本主義のルールをロバート氏に教わった私は結論付けました、借金は経済的に得だと。

 - 投資理論・哲学