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【COST銘柄分析】コストコ・ホールセールは有料会員制の量販店を展開する生活必需品有力銘柄

   

※2016年度データ更新済み

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はコストコ・ホールセール(COST)をご紹介します。


    COST財務情報

基本情報

会社名 コストコ・ホールセール
ティッカー COST
創業 1976年
上場 1993年
決算 8月
本社所在地 ワシントン州
従業員数 161,000
セクター 生活必需品
S&P格付 A+
監査法人 KPMG
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

COST地域別売上高

 

事業構成

会員制の倉庫型卸売小売チェーン。

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

 

連続増配年数

13年

 

バリュエーション指標等(2017/10/16時点)

PER:27.5倍 最新情報はこちら

配当利回り:1.3% 最新情報はこちら

配当性向:31% 最新情報はこちら

 

感想

1976年にアメリカサンディエゴの飛行機格納庫を倉庫型店舗として改造して営業を開始したことが、コストコ・ホールセール(COST)の起源です。

有料会員制の量販店で、その会員収入が主な収益源です。コストコの会員の更新率は90%を超えており、顧客の忠誠心の高さが伺えます。

アメリカ・カナダが主なビジネス領域で両国合わせて700店舗以上を持っています。日本にも25店舗ほどあります。

コストコは食品や衣類、家電、電子機器などあらゆる商品を大型店舗内に陳列して販売しています。コストコと言えば、大きな買い物カートを押しながら大量にまとめ買いする光景が目に浮かびます。たまにコストコの大きな買い物バッグを持っている人を見かけますよね。

「カークランドシグネチャー」というプライベートブランド(PB)を持っています。このPB商品はコストコの売上高の25%を占める主力です。

アメックスとのクレジットカード提携を解消し、今はシティグループと提携しています。

ちなみに、私は今までコストコで買い物したことはありません。一人暮らしの独身者はコストコに行かない人が多いですかね。まあ単純に家の近くに店舗がないだけですが。一度行ってみたいです。

そんな独特な販売スタイルが特徴のコストコの財務諸表を見てみました。

売上高は毎年順調に伸びていて、成熟企業というよりはまだ成長企業な印象を持ちます。直近FY16の売上高は1187億ドル(約13兆円)です。売上規模はウォルマートの4分の1程度です。

会員収入があるので一般的な小売業に比べると利益率は高いかなと推測していましたが、そんなことはなく粗利率は13%前後です。ウォルマートの粗利率は20%以上あります。安値で大量販売するビジネスモデルだからでしょうか。

EPSは綺麗な右肩上がりで、ROEも直近20%を超えています。

営業CFは売上高と連動するように毎期上昇していますが、FY16に営業CFが落ち込んでいます。理由はわかりません。設備投資資金が結構掛かっておりフリーCFは営業CFの半分以下です。

営業CFマージンは3%程度と一般的に言えば低い数字です。コストコのビジネスモデル的に仕方ないのでしょう。

DPS(一株当たり配当)は毎期上昇しています。配当性向は30%ほどで増配余地が大きく残っています。配当利回りは1.3%ほどでやや低めです。自社株買いもほどほど実施しており、年度によっては総還元性向は100%を超えています。

 

スーパーマーケットや薬局がアマゾンの恐怖に怯える日々が続いています。

そんな中にあって、コストコのコスト競争力はアマゾンによっても崩すことができないと評価されています。コストコはウォルマートやホームデポと並んで、アマゾンの脅威に屈しない小売り銘柄だと金融専門誌バロンズで言われていました。

アマゾンのホールフーズ買収報道以降、コストコの株価は冴えない状態が続いています(2017年10月現在)。今はコストコ(COST)の仕込み時なのかもしれません。

 - 米国株銘柄分析