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【COP銘柄分析】コノコフィリップスは上流部門に特化した大手石油メジャー

   

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はコノコフィリップス(COP)をご紹介します。

 

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  COP財務情報等

基本情報

会社名 コノコフィリップス
ティッカー COP
創業 1917年
上場 1920年
決算 12月
本社所在地 テキサス州
従業員数 15,900
セクター エネルギー
S&P格付 A
監査法人 EY
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

 

連続増配年数

0年

 

バリュエーション指標(2017/6/10時点)

PER:▲35.6倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.4% 最新情報はこちら

配当性向:177% 最新情報はこちら

 

感想

コノコフィリップス(COP)は、2002年にコノコとフィリップス石油が合併してできた石油メジャーである。
2012年に、石油精製・販売・輸送などの中流・下流部門をフィリップス66としてスピンオフ。

現在COPは、垂直統合型ではなく上流部門(原油の探鉱・開発・生産)に特化した会社となっている。

売上高は、FY12に急落しているがこれは前述の通り、フィリップス66の分離による影響である。
FY15以降の売上減少は、原油価格下落の影響による。

直近のCOPの売上高は240億ドルほどであり、業界トップのエクソンモービルやロイヤルダッチシェルなどと比較するとどうしても見劣りしてしまう。

キャッシュも厳しい。
営業CFはFY15に前年比反落している。
FY12・FY14・FY15はフリーCFがマイナスとなっている。

こういった厳しい事業環境の結果COPの株価は下落し、一時配当利回りは7%を超えていた。
しかし残念ながら、2016年に1株当たり0.74ドルから0.25ドルに減配してしまった。
その結果、配当利回りも下落してしまった。

自社株買いもFY13以降ほぼゼロである。

コノコフィリップスに限らず、業界トップのエクソンやシェブロンも原油価格下落に苦しんでいる。
なので、COPの業績やキャッシュが苦しいのも想定済みである。
減配も仕方ない面もあろう。

さて、敢えてCOPに投資するかは判断が難しいところ。
石油ビジネス上流部門は相対的にリスクが高い分野である。
探査して実際に想定通りの原油があれば儲かるし、もし発見できなければ収入はゼロでコストだけが垂流れる。
オールオアナッシングの世界だ。

どんなビジネスに投資するにしても事業リスクはあるわけだし、事業リスクが高いからこそ期待投資リターンが高くなるのも事実である。
COPへの投資はどちらかと言うと、ハイリスクハイリターンだと考える。

心穏やかに長期投資をしたい投資家は、エネルギーセクターは垂直統合型でリスク分散できているエクソンモービルシェブロンロイヤルダッチシェルなどをお勧めしたい。
また、石油開発支援のシュルンベルジェも良いかもしれない。

上流に特化する=ハイリスク・ハイリターン
下流に特化する=(相対的に)ローリスク・ローリターン
という印象がある。

下流ビジネスに特化して分離したのがフィリップス66である。
フィリップス66はバフェット銘柄でもある。

上流部門に特化するコノコフィリップス株へ長期投資する予定は、今のところない。

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