もっと銘柄数を増やそうと考えています。

あまりに銘柄数が増えすぎると、管理できなくなるから止めた方がいいと言われます。確かに一般論としてそれは正しいと思います。しかし、私の場合、これだけたくさんの時間を投資に割いているわけですから、多少銘柄数が増えても(最大20くらい?)大丈夫だと思っています。

色んな業種、業態の銘柄に投資した方が勉強になります。ニュースを読む時も株価をチェックする時も、自分事として捉えることができます。

ってことで、色んな銘柄を物色しています。

生活必需品セクターの主要銘柄について、現在(2018年9月6日深夜)のバリュエーションをまとめてみました。一部、一般消費財セクターの銘柄も混ざっています。

ティッカーをクリックすると銘柄分析記事に飛びます。

ティッカー 会社名 株価($) 予想PER 配当利回り
PG プロクター&ギャンブル 82.9 17.6 3.4%
KO コカ・コーラ 45.4 20.3 3.5%
PEP ペプシコ 111.6 18.4 3.3%
WMT ウォルマート 96.5 19.9 2.2%
PM フィリップモリス・インターナショナル 78.7 14.6 5.9%
COST コストコ・ホールセール 235.9 30.5 1.0%
MO アルトリアグループ 60.5 13.9 5.4%
MDLZ モンデリーズ・インターナショナル 43.2 16.6 2.4%
WBA ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス 68.2 10.6 2.6%
CL コルゲート・パルモリーブ 66.9 20.6 2.5%
KMB キンバリークラーク 116.1 16.6 3.5%
STZ コンステレーション・ブランズ 206.6 19.6 1.4%
KHC クラフト・ハインツ 56.5 14.6 4.3%
GIS ゼネラル・ミルズ 46.9 14.4 4.3%
K ケロッグ 73.0 15.5 3.1%
KR クローガー 32.3 14.2 1.8%
MKC マコーミック 128.2 24.0 1.7%
HSY ハーシー 103.1 18.3 2.9%
CVS CVSヘルス 75.8 10.4 2.7%
HD ホームデポ 205.1 20.0 2.0%
SJM JMスマッカー 108.5 12.6 3.2%
CPB キャンベルスープ 40.0 15.3 3.5%

上記の銘柄は、いずれも安定したキャッシュフロー構造を持った優良企業です。

年初から大幅下落しているタバコ会社(PMとMO)は、ややPERが下がっていることがわかります。とは言え、明らかに割安と言えるレベルではありません。利回りは5%超と高いですが、両社とも配当性向は80%以上あります。

ドラッグストア大手の2社(CVSとWBA)はいずれもPERは低いです。ただこれが売られ過ぎなのかどうか、ようわからんです。CVSは医療保険大手のエトナを700億ドルで買収する予定です。超ビッグディールです。配当利回りは両社とも2%台後半でまあまあやな~。

クラフト・ハインツはどうだろうか。配当利回りは4.3%もあって美味しそう。
てか、そう言えば、1カ月ほど前にバロンズが「クラフト・ハインツはまだ割高。株価は$50ドル~$55まで下がる可能性がある」とか言ってて、「ホンマかいな~」って思ってましたが、ホントにその近辺まで株価が落ちてきました。バロンズ恐るべし。。まあ、たった1カ月間の株価動向なんて何の意味もないと思ってはいますけど。

個人的に超優良株だと思っているのがホームデポ(HD)です。アメリカのDIYというやや特殊なマーケットを抑えており、アマゾンが参入しづらい領域です。お店にいるスタッフの専門的なアドバイスが大きな付加価値ですし、商品がデカいのでアマゾンが運ぶにはコスト高です。が、優良株はお値段も相応に高く、、予想PERは20倍あります。配当利回りも2%で個人的にはやや不満。配当好きなんで。

う~ん・・

てな感じで、色々と自分なりに考えています。あと、バロンズの意見に結構影響受けることが多いです。説得力のある記事が多いもので。まあ、最後は自分で納得してから投資しますけど。

やっぱね~、こうやってバリュエーション並べたくらいじゃ、当たり前ですがどれに投資すべきかなんてわかんないです。もちろん、過去10年の財務データを並べたエクセルファイル(ブログで公開しているものと一緒)も眺めながら考えていますが。

わからん。どれが将来有望かわからん。
ちゃんと分散しながら、最後は「えいや!」で決めます。