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【CAT銘柄分析】キャタピラーは世界トップの建設機械メーカー

   

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。
※今回は過去5年分しかデータがありません。ご了承ください。

データソースはMorningstarです。

今回はキャタピラー(CAT)をご紹介します。

 


     キャタピラー財務情報等

基本情報

会社名 キャタピラー
ティッカー CAT
創業 1925年
上場 1929年
決算 12月
本社所在地 イリノイ州
従業員数 95,400
セクター 資本財・サービス
S&P格付 A
監査法人 PwC
ダウ30
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

 

事業構成

 

業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

※FY16は赤字なので配当性向測定不可。配当は有り、自社株買いは無し。

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

 

連続増配年数

7年

 

バリュエーション指標(2017/5/15時点)

PER:▲404倍 最新情報はこちら

配当利回り:3.1% 最新情報はこちら

配当性向:76% 最新情報はこちら

 

感想

「CAT」ブランドで世界的に有名な重機メーカーのキャタピラー。
ブルドーザー、油圧ショベルなどを手掛ける。
NYダウ構成銘柄である。

売上高は北米中心だが、半分は北米外(欧州やアジア)であり通貨分散となる投資銘柄だ。

過去5年の業績を見てみた。

売上高、EPSはFY12~FY16にかけて右肩下がり。

純損益に至っては、FY16はマイナスになっている。
これは本業の悪化に加えて、のれん減損による一時的な損失によるものである。

営業CF、フリーCFともに業績に連動するかたちで落ち込んでいる。
営業CFマージンは15%程度をキープしており、市況によって一時的に売上高が落ち込んでいるが高い収益力は健在なのがわかる。

業績が苦しい中でも株主還元はしっかりしている。
DPSは右肩上がりで、自社株買いも結構積極的だ。
受注が落ち込むなかで設備投資を減らしているが、営業CFはしっかり流入しているのでその資金を還元しているイメージであろう。

業績が苦しくてもしっかり株主還元を続けているところは、エクソンなどの石油企業と通じるところがあり好感が持てる。

さて、このようにFY16まで厳しい事業環境だったキャタピラーだが、明るい光が見えている。
トンネルの出口が近いようだ。

キャタピラーはトランプ政策の追い風を受けており、最近は株価堅調である。
株価は2016年初に40ドル台前半まで下げたが、今(2017年5月)は100ドルまで回復している。

WSJによると米国では最近ミレニアム世代(1981年~1998年生まれ)の住宅購入が増えているようだ。
こういった住宅需要の増加はCATにはポジティブな要因であり、株価にも一部反映されているのだろう。

底堅い商品価格や中国での受注増加も、CATの業績を後押ししている。
特に中国の習近平国家主席が主導する「一帯一路」という大規模インフラプロジェクトの恩恵を受ける可能性がある点は注目に値する。

WSJは、中国の「一帯一路」プロジェクトの恩恵を受ける米国企業としてハネウェル・インターナショナル、GE、そしてキャタピラーを挙げていた。

2017年以降、業績は回復する見通しである。

すでに100ドルまで株価が上がっているCATだが、依然として配当利回りは3%ある。

今後さらなる株価上昇が期待できるかもしれない。

 - 米国株銘柄分析