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バフェット「資金不足を理由に中止された魅力的なプロジェクトなど私は一切知らない」

   

投資戦略を考える上で、先人の言葉や書籍は大変参考になります。どういう思考で株式相場を見つめているのか、その人の思考回路を吸収したくなります。

やっぱり、一番勉強させてもらったのは投資の神様ウォーレン・バフェット氏です。これはバフェット名言集とかにはあまり載っていない言葉ですが、私にとっては印象深くて記憶に残ったバフェットの言葉です。

ここ数年で資金不足を理由に中止された魅力的なプロジェクトなど私は一切知らない。

ウォーレン・バフェット

経営者は株主から預かった資産を事業に投資して利益を上げる責務を負っています。稼いだ利益を再投資するのか株主還元するのか判断するのはCEOの重要な職務です。

ここでバフェットの言葉が頭をよぎります。
「資金不足を理由に中止されたプロジェクトなんて知らない・・」。

つまり、資金量は企業行動の制約条件にならないということです。

もっと分かりやすく言えば、魅力的な投資案件なんて滅多にあるもんじゃないということです。

企業の投資資金 >>>>> 魅力的な投資案件

企業は往々にして資金を持て余す傾向にあるとバフェットは言っています。この言葉を見た時「ふんふん、その通りだよな!」って思いました。

 

 

お金をたくさん持っているとついつい懐が緩くなっちゃいますよね。財布に10万円入っていたら2000円の叙々苑ランチくらい抵抗なく行っちゃいます。逆に財布に数千円しか入っていないと節約志向になって、お昼は500円のお弁当で済ませたくなります。

4~5年前、投資の種銭を貯めるために異常なほどの執念で節約を頑張っていたのですが、その時はATMで下ろす金額は1回8千円と決めていました。数万円も持っていると、ついついコンビニとかで不要なものまで買っちゃうので。。今はあまり節約していないので、いつも数万円は財布に入れるようにしていますが。

こういう人間心理って企業の経営者にも多少は同じことが言えるはずです。お金がたくさんあると投資プロジェクトの検討も甘くなりがちかもしれません。

あと、投資に限らず日々のお金の使い方も甘くなります。私が勤めている企業は今業績好調でキャッシュリッチなのですが、ちょっと調子に乗ったお金の使い方が最近目立ちます。たとえば、社員研修をリッツ・カールトンでやるとか。。お客さんを呼ばない完全内部の研修をリッツ・カールトンでやる必要あります??幹部研修ならまだしも、普通の一般社員ですよ・・。

未来への投資は大切なことですが、(リスク調整後で)投資家の期待リターンを上回るような投資案件ってそんなにゴロゴロあるわけじゃありません。経済が成熟化している先進国は特にそう言えます。でも、お金がたくさんあると色んなことに使いたくなるもんです。そういうもんですよね。

配当性向が高い企業って一概に投資対象として悪いとは思っていません。利益の大半が配当に回るくらいで丁度いいのかなって思ってます。本当に有望な投資プロジェクトがあれば、借入するか社債発行すればいいです。銀行からの信頼が厚い優良企業ならそれほど難しいことじゃありません。

人間心理って重視してます。長期投資で市場平均以上のリターンを得たいと思うなら、人間心理に基づくアノマリーに注目することが大切なのではと思います。だから、私は利益をあまり再投資せず、基本は利益を愚直に株主に還元している成熟企業に積極的に投資しています。

 - 投資理論・哲学