すみません、愚痴っていいですか。。
この時期に為替が動くとほんっとに困る!(>_<)
いや、いま来年2018年度の計画を策定する時期なんですよ。3月決算の企業の経理の方、事業部管理の方はみなさん同じ境遇だと思います。海外売上がある企業だと、2018年の想定為替レートをいくらにするか決めなくてはなりません。ちなみに、うちの会社の2017年想定為替レートはドル110円、ユーロ120円です。ユーロはだいぶ上がっちゃいました。
今のところ2018年の業績計画はドル110円、ユーロ130円で作ってきました。各子会社から来期の予想損益計算書を集めて、それを連結会計システムに突っ込んで、その後ごちゃごちゃ連結仕訳を投入して予想連結損益計算書を作ってます。
それが、、最近ドルがさらに安くなってきましたよね。2月17日現在1ドル106円台前半です。昨日は一時105円台まで円高ドル安が進みました。
で、案の定社長など経営幹部がこう言い出すわけです。
「2018年の想定為替レートはやっぱり105円が妥当だろ。105円版の予想PLも作っておいてくれ。」
ガッビーン(-_-;)
社長は一言「105円にしよう!」って鶴の一声を上げるだけですが、実務現場はめっちゃ大変なんです。為替レートをまた登録して、数多くの連結仕訳を105円換算に修正するわけです。単純作業ですが、めっちゃめんどいっす。で、110円から105円にして連結PLがどう動いたのか、営業利益の変動は妥当なのかチェックしないといけません。仕訳に漏れミスがないかチェックしないといけません。
この時期になると「為替よ動くなー!!」って心の底から願っています。でもなぜかこの時期って為替相場が荒れやすい気がするんですけど、気のせいですかね。確か2016年もこの時期に為替が急に円高に動いたんですよね~。120円台が115円、110円と円高が進みました。あの時も想定為替レートの修正修正で大変でした。
もうお願いだから、この時期に為替相場荒れないで欲しい!!
僕の”Quality of Life”にかかわります。残業時間にかかわります。もう円安に戻らなくていいので105円近辺で落ち着いて下さい。
は~愚痴を聞いてくださり、ありがとうございます。m(__)m
少しスッキリしました。
さてさて、円高が進んできましたね。
いいタイミングかなと思い、ちょこっとだけドル転しておきました。
私は普段はあまり事前のドル買いはしません。米国株に投資する時に円貨決済を選んで、米国株を買う時に同時にドルを買っています。
が、今回のように急に円高が進んだときは、こうやって事前にドルを買うことがあります。ただ少額しか買いません。今後さらに円高が進むリスクもあるからです。短期の為替相場は全く予測できないので、あまり強気にドル転すると危険かなと思っています。
米国は世界でいち早く金融引き締めに動いています。さすが米国経済です。米国のFF金利(政策金利)は現在1.5%で今後2020年までに3%付近まで引き上げられる見込みです。10年債利回りは2.9%弱まで上がってきました。
教科書通りに考えるなら円安ドル高が進みやすい環境です。ドルの金利が上がっているんだから、ドルを買おうとする動きが盛んになってもおかしくありません。金利0%の日本国債より金利3%の米国債の方が魅力的ですよね。
しかし、現実はこの通りドルは売られています。
直近2年のドルインデックスです。
2017年からドルはダラダラと下落しています。すべての通貨に対して全体的に下がっています。
米国が利上げを進める度にドルが安くなるというと、ちょっと不思議な現象に見えなくもないです。でも相場ってこんなもんですよね。「期待で買われて事実で売られる」、そんな感じじゃないでしょうか。
まあ為替は短期的には投機的な資金で大きく変動するので何とも言えません。投機的な資金は必ず買い戻しが入るので、中期的には為替相場にニュートラルですが短期的には一番の変動要因になります。
今回1000ドル買ったので、ドル預金口座に2200ドルほどあります。年初からの配当金がすでに1200ドルあるのでそれと合算です。この2200ドルで今月末に投資できればな~と思っています(配当再投資と給与からの投資のハイブリッド!)。銘柄は決めてませんが。
株式相場はリスクオンに戻ってきましたね。できれば、調整局面がもう少し続いてくれることを期待しているのですが、どうせそんな目論見通りに相場は動いてくれないでしょう。僕はあまり暴落を待たずに、出来る限り資金を株式マーケットに投じる方針です。たとえ調整前の水準まで株価が復活していても、投資するつもりです。
日本人投資家にとって、米国株投資は株価だけじゃなくって為替にも影響を受けます。短期的な変動という意味では、株価よりむしろ為替の方が動きが激しいです。「投資原価=株価×為替」なわけで、為替も加味した上で底値を拾うなんて難しいです。
「頭と尻尾はくれてやれ」と言います。米株が暴落してもそん時円安だったら、必ずしも割安とは言えません。最近は危機時の円買いがあまり進まない気がしていて、米株安+円安ってシナリオもあり得ると思います。そんなわけで、基本はドルコスト平均法の考えで、タイミングを計り過ぎず毎月コツコツ投資していく方針です。
いつも楽しみに拝見しております。
某機関投資家でフロントやってる者です。
企業の上層部は本当に簡単に色々と課題を与えてきますよね、しかも短期間でまとめろと…いつの時代も振り回されるのは現場です
為替に関して、2月8月(いわゆるニッパチ)の為替は荒れる印象がありますね〜、特に日本の三連休の辺りです。特にリアルフローがあるのかどうか分かりませんが、2月は輸出企業の円買い?8月は取引が薄いところの仕掛け?とか後付けでは言えますが…
しばらくは景気拡大が続く、と考えてますので円も米ドルもキャリートレードで売られると考えてます。米ドル円については、やや株価の調整から遅れているなという印象ですが、相対的に円が米ドルより弱い状況がまだしばらく続くと思ってます。なので米ドルはよい買い場ができてますね〜
景気拡大時(FRBの利上げ時)は米ドルも円も売られる、こんな風に考えてます。
いつもありがとうございます。
経理は間接部門で会社を支える立場なので、多少振り回されるのは仕方ないと思っています。
が、この時期はあまりに多忙を極めます。働き方改革どころじゃありません。
通常の決算と計画策定業務が被るので、業務が回りません。
そんな中で、何度も想定為替レートを修正されると萎えます。
現場はどこも大変ですよね。
早くロボティクスにならないかな~と期待してます。
まあ数十年先の話ですかね。
ニッパチは為替相場が荒れがちなのですか、それは知りませんでした。
為替は一度動き始めると10%くらい平気で上下します。
今回も107円あたりまで上がった段階で「あ~こりゃやばい・・」と覚悟を決めました。。
円だけでなく米ドルもキャリートレードで売られるのですね。
米国も世界的に見れば低金利だからということでしょうか。
米ドルで調達して新興国などに投資資金が回るということですかね。
確かにバリュエーションで見れば新興国の方が魅力的ですね。
今回の調整局面でも新興国株はあまり下げませんでした。
>景気拡大時(FRBの利上げ時)は米ドルも円も売られる、こんな風に考えてます。
参考になります。
景気拡大時は円は売られるけど、ドルは買われる印象を持っておりました。
円もドルも売られるのですね。
ということは、ドル安ユーロ高の流れは今後も当面続きそうです。
2017年のドルユーロ相場は完全に予想外で驚きました。
為替は難しいです。
コメントありがとうございました!
勉強になりました。