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割高かもと恐れつつも、シスコシステムズ(CSCO)に投資した理由

   

昨夜、ネット接続用ルーター、スイッチ最大手のシスコシステムズ(CSCO)に20万円ほど投資しました。新規銘柄です。

@56.2ドルで2019年予想EPS3.1ドルに基づくPERは18倍。これまで10倍台半ばのPERで推移してきたことを考えると割高感は拭えませんが、少額でもいいからエントリーしておこうと思い買うことにしました。とりあえず20万円です。

CSCOをポートフォリオに加えることにした経緯としては、21世紀の生活必需品セクターと言っても過言ではないテクノロジー株へのアプローチが足りないという危機感があったからです。IBMとアップルの2つでポートフォリオ全体の10%にも満たない状況でした。今回のシスコで3銘柄。将来的にはもう一つくらい加えたいなと思っています。

米国ハイテク企業の超高収益筋肉質な財務データを見てきた経験から、また『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』、最近読者さんに紹介頂いた『サブスクリプション』を読んで考えた結果、テクノロジー株の保有割合をもう少し高めた方が安全だという結論に至りました。

『サブスクリプション』凄く面白かったです。サブスクリプション・モデルと聞くと定額制サービスを思い浮かべるかもしれません。ネットフリックスや日経新聞、WSJのような。それは間違いではありませんが本質ではありません。サブスクリプションの本質は、大量の顧客データ取得による製品ファーストから顧客ファーストへの転換です。製品販売から顧客サービスへの転換。定額請求はあくまで手段に過ぎません。目的は顧客との継続的な関係構築による収益の最大化。

IoTという言葉はここ数年で浸透しましたね。今後数年、10数年かけてあらゆるモノ同士がインターネットに繋がり、そのデータがクラウド上に蓄積されます。もっともドラスティックな事業変化が起こると予想されるのが製造業です。ヘルスケア、教育、公益事業などもその流れに乗らざるを得ないだろうと、『サブスクリプション』著者でZuore創業者のティエン・ツオ氏は語っています。

デニムで有名なリーバイスの創業話をご存知でしょうか。19世紀半ばのサンフランシスコにて、とある土地開拓者が金を見つけたことをきっかけに沸き起こったゴールドラッシュ。一攫千金を夢見て数十万人がアメリカ西部各地に殺到しました。そのゴールドラッシュで大儲けしたのがリーバイ・ストラウス氏でした。金の採掘に勤しむ男たちに破れにくい丈夫なズボンを販売して多額の利益を手にしました。

あらゆるビジネスがサブスクリプション化(=大量のデータがインターネットで繋がることによる、製品販売から顧客サービスへのビジネス転換)すると予想されるわけですが、この状況でリーバイ・ストラウス的な存在になり得るのがシスコシステムズなどの通信インフラを担う企業だと思います。アマゾンやマイクロソフトといったクラウド事業を持つ企業もそう言えるでしょう。データ通信量が増えれば増えるほど通信インフラビジネス、クラウドビジネスは儲かります。

シスコはセキュリティに投資している点も好感できます。大量データ社会ではほんの少しのシステムトラブルがビジネスに致命的な打撃を与えます。予約管理システムが停止するだけで飛行機が全便欠航になるように。企業の顧客データ保護のニーズはますます高まるばかりでしょう。

そんなわけで、CSCOをポートフォリオに加えることにしました。PERが過去平均より高めで怖かったので20万円だけ。徐々に買い増していきたいです。まあ、今の株価でもS&P500平均と同程度のPERだし、法外な価格とは思ってません。ただ、すぐに含み益で報われることはないと覚悟しています。長期保有。

なんか、ごちゃごちゃとCSCOへの投資背景を語ってきましたが、まあぶっちゃけCSCOのビジネスについては表面的なことしか理解していません。深く語るには勉強不足です。
・テクノロジーセクター
・知名度の高い会社
・そこそこ高い配当利回り
・過去の財務データが優秀
という条件でスクリーニングするとCSCOが該当しただけです。上記の投資背景は後付け感も少しあります。毎年銘柄分析を更新する時に10-Kレポートを読み込んで、少しずつ勉強していきたいと思います。

まあ、とりあえず少しだけどテクノロジー株を増やすことができて良かったです。最高値付近にある株を掴むのは、落ちるナイフを掴むよりもしんどいな。

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