Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!

米国株投資を通じて資本主義社会を豊かに楽しく生きる

*

債券バブルは崩壊すると金融素人の僕が思う理由

      2016/10/03

私は公認会計士です。
学者ではありませんが、会計については一通り理解しています。

会計の勉強を始めた19歳の頃から約10年間、ずっと仕訳・数字とにらめっこな生活を送っているのだからそりゃ当然わかります。

連結会計、税効果会計、減損会計、退職給付会計とかもわかっているつもりです。

今の会社に転職したときは社内でも最も若い部類でしたが、今は中堅。
部下と言うには恐れ多いですが、後輩的な存在は数名います。

彼らは新卒で簿記の3級、2級くらいは持っている人もいますが、当然会計実務は素人なわけです。

一方で私は会計実務経験はもう8年にもなるわけで、当然いろいろ質問されます。

そこで強く実感していることは、彼ら彼女ら会計素人の質問はとても鋭い!ということ。
鋭いというか本質的な質問が多い。

会計実務に染まっていないから、普通に人間の感覚として不自然と感じる点を率直に質問してくる。

だから、経理初心者の方の質問ほど真剣に聞いてしまう。

今まで当然のように思ってたけどよく考えたら確かに疑問だよね、っていうことは仕事をしているとよくある。

経理業務なんて大半はルーチン化されていて、過去と同じ仕訳を引き継いで処理しているとか、システムが勝手に自動処理しているということは普通の事です。

誰かに質問されないと素通りしてしまうんです。
なぜこの仕訳、この処理が必要かっていう本質的な問題を。

専門知識に染まっていないフレッシュな質問に、いつもドキドキしてしまいます。
その感じがとても楽しい今日この頃。

素人の意見って意外と的を射てて大切だと思いませんか!?

スポンサーリンク

  債券相場に対する素人の意見

会計は専門ですが、経済は素人です。

大学は経済学部でしたが、経済金融の勉強はほとんどせずに大学時代は会計士の受験勉強しかしていませんでした。
社会人になってからも、日経新聞とWSJに目を通すくらいはしていますがそこまで。

経済学、金融について専門的な深い知識はありません。

そんな経済金融素人の私が最近の債券相場について思うこと。

今の債券価格絶対におかしい高すぎる(利回りが下がり過ぎ)!

マイナス金利の日本国債より、プラス利回りを維持している米国債に疑問を感じています。
素人の疑問です。

ブレグジットの後、米国債10年物の利回りは1.3%台まで低下しました。
最近は1.5%台まで戻っていますが。

これって普通に考えて絶対におかしいですよね。
DCF法以外の債券価格を算出する複雑な方程式とか一切知りませんよ。
経済金融の素人が感じる率直な疑問を言っているだけです。

アメリカの期待インフレ率は2%台はあると言われています。
WSJのとある記事によれば、アメリカの期待インフレ率は3%台にまで上がる可能性があるとのこと。

年間約2%のペースで物価が上がっていくことが想定されるのに、誰がなぜ10年固定で1.3%しか利息のない債券を買うのでしょうか?

本当に疑問です。

金融素人なので、この疑問を抱いてから前に進めません。
誰か教えて下さい(笑)。

WSJによると債券価格の上昇(利回りの低下)はなんと35年も続いているそうです!
アメリカは株式だけでなく、債券も右肩上がりだったのですね。

この記事に興味を持ってしまい、米国債の利回りの推移をネットで探しました。

米国差10年利回り

1988年からのチャート。

確かに期間10年の米国債利回りは右肩下がりでした。

過去30年近く、債券の利回りは低下し続けてきました。
でも、そろそろ限界ではないでしょうか?

なぜか限界かというと、私のような金融素人ですらおかしいと思うから。

債券とは本来、期日までの確定利付きのキャッシュフローを得るために購入するもののはず。

でも今の債券相場は違います。
短期的な値上がり益を狙っての購入が大半を占めているように感じます。

資産の本源的価値、内在的価値が置き去りにされて、誰か別の第三者がもっと高い値段で買ってくれるはずという思惑のみで、ドンドン買われていく。
そして、どこかのタイミングでその流れがプツっと切れる。

こうして過去の株式バブルは崩壊してきました。

それと同じことが起こっているのではないでしょうか?

誰がPER80倍の赤字IT会社の株を買うのでしょうか?
今思うと、誰もが疑問に思うこと。

誰が10年固定で1.3%しかリターンのない米国債を買うのでしょうか?

大変疑問です。

もう終わりが近づいているのではないでしょうか?

「中吊りの法則」というものがあります。
電車の中吊り広告にまで、株式投資の話題が出始めたら上昇相場も終わりが近いということ。
そこらの八百屋のおばちゃんやヤンキーまでもが株の話をし始めたら、相場の終わりです。

債券マーケットは株式市場以上にプロのマーケット。
素人がどうこう言うところではない。

そんなプロの債券マーケットに関して素人の私がとてつもない違和感を感じています。

普段債券マーケットについて全く勉強していない、金融素人の私ですら今の債券相場はバブルだと感じています。

専門家ではない素人が気付き始めた時が相場の終わりの始まりではないでしょうか。

債券バブルははじけると思う。
素人のフレッシュな直観。

 - 投資理論・哲学