Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!

米国株投資を通じて資本主義社会を豊かに楽しく生きる

*

【BK銘柄分析】バンク・オブ・ニューヨーク・メロンは世界最大の信託銀行グループ

   

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はバンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BK)をご紹介します。


  BK財務情報等

基本情報

会社名 バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
ティッカー BK
創業 1784年
上場 2007年
決算 12月
本社所在地 ニューヨーク州
従業員数 52,000
セクター 金融
S&P格付 A
監査法人 KPMG
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

 

事業構成

 

業績

 

株主還元

 

連続増配年数

4年

 

バリュエーション指標等(2017/9/18時点)

PER:15.3倍 最新情報はこちら

配当利回り:1.9% 最新情報はこちら

配当性向:27% 最新情報はこちら

 

感想

バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BK)は世界最大の信託銀行グループの持ち株会社です。BKはカストディ業務分野でグローバルトップの地位にあります。カストディ業務とは、投資家の代理人的な役割で、有価証券の保管管理や運用成績管理、担保管理、ファンド運営管理、執行・決裁、議決権の行使などを行う業務です。

BKの証券管理(カストディ)部門の預かり資産は約30兆ドルもあります。

ウェルズファーゴやUSバンコープに隠れて目立たないですが、BKもウォーレン・バフェット率いるバークシャーが投資する金融銘柄の一つです。バークシャーは2017年度にもBK株を買い増しています。

投資の天才バフェットも有望視するバンク・オブ・ニューヨーク・メロンの財務諸表を確認してみました。

売上高はリーマンショック直後のFY09こそ急落していますが、FY10では急回復しています。その後、売上高は150億ドル付近で横ばいです。

売上高の伸び以上に純利益が伸びており、収益性が改善していることがうかがえます。純利益率は直近FY16では23%となっています。四季報情報によると、BKは業務効率化を進めているようでこれがコスト削減に貢献しているのかもしれません。

経費率(業務経費/売上高)を見てみると、FY15から大きく改善していることがわかりました。FY12~FY14の経費率は55%ほどありましたが、FY15からは50%を切る水準まで下がっています。コスト削減努力が実を結んでいるようです。2012年にバフェットがBK株を大量に買い増したこともBKのコスト削減圧力になっていたのかもしれません。

ROEも改善傾向で直近FY16では9.5%となっています。

配当はさすがにリーマンショックで減配していますが、他の金融機関に比べれば減配幅は小さいです。FY11以降増配を続けています。自社株買いも積極的で、ここ2年間の総還元性向は100%近いです。利益のすべてを株主に還元しています。

信託銀行世界トップとして預かり資産が急減することは考えにくいと思います。金融セクター銘柄にしてはあまり景気に左右されず、安定してキャッシュを生み出せる事業内容だと思いました。

 - 米国株銘柄分析