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【BA銘柄分析】ボーイングは世界最大の航空機メーカーでNYダウ採用銘柄

   

※2016年度データ更新済み

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はボーイング(BA)をご紹介します。


  BA財務情報

基本情報

会社名 ボーイング
ティッカー BA
創業
上場 1934年
決算 12月
本社所在地 イリノイ州
従業員数 161,400
セクター 資本財・サービス
S&P格付 A
監査法人 Deloitte
ダウ30
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

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事業構成

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業績

 

キャッシュフロー

株主還元

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

連続増配年数

5年

 

バリュエーション指標等(2017/3/30時点)

PER:23.3倍 最新情報はこちら

配当利回り:3.2% 最新情報はこちら

配当性向:61% 最新情報はこちら

 

感想

欧州エアバス社とシェアを2分するボーイング。
NYダウ30にも選べれる米国を代表する企業の一つで、米国唯一の大型旅客機メーカーである。

業績推移をみると、やはりリーマンショック前後の2008年、2009年前後は苦しかったようだ。利益はぎりぎりで黒字を維持しているが、営業CFとフリーCFは08年度はマイナスとなっている。

EPSも08年、09年に大きく穴が開いているが、それ以降は上昇基調となっている。

財政状態は自己資本比率の低さが目立つ。
詳細を確認してみたが、銀行借入ではなく前受収益と年金負債が大きな負担になっていることがわかった。

受注金額が大きいので、前金を負債計上していると思われる。またJALと同じく従業員への年金支払は大きな負担となる可能性がある。

営業CFは最近は増加傾向にあるが、営業CFマージンは平均9%ほどとやや低い。

株主還元は業績が悪いときも頑張って配当を維持してきた様子がうかがえる。

自社株買いにはかなり積極的だ。ここ3年(FY14~FY16)での自社株買いは総額で200億ドルに迫る勢いである。総還元性向は200%近くもある。

自社株買いをたくさん実施しているため純資産が非常に薄くなってきており、直近のROEは136%もある。

配当性向は60%ほどでやや高まってきた。

リーマンショックの時の業績落ち込みは仕方ない面があるものの、こういう逆風にも強い銘柄こそ超長期投資の銘柄にはふさわしいのかもしれない。ただ、配当を増配とまではいかなくてもきちんと維持しているのはさすが米国企業だと感じた。

個人的にはボーイングを個別銘柄として長期投資対象にしようとは今のところ思っていないが、高配当で株主還元に積極的なところは好感を持てる。

 - 米国株銘柄分析