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【AMZN銘柄分析】アマゾンは未来のワイドモート高配当銘柄だ!

   

※2016年度データ更新済み

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はアマゾン(AMZN)をご紹介します。

ジェフ・ベゾスCEOの手腕で高い成長を遂げるアマゾンの業績はどうなのでしょうか?

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  アマゾン財務情報

基本情報

会社名 アマゾン
ティッカー AMZN
創業 1994年
上場 1997年
決算 12月
本社所在地 ワシントン州
従業員数 230,800
セクター 一般消費財・サービス
S&P格付 AA-
監査法人 EY
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

地域別売上高

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業績

 

キャッシュフロー

株主還元

なし。

 

バリュエーション指標等(2017/3/19時点)

PER:174倍 最新情報はこちら

 

感想

アマゾンにお世話になっていない人はもはやいないのではないだろうか。それくらいネット小売業界では知名度がある企業。

日用品の小売り、出版、特にKindleは電子書籍業界のトップをとったとみて間違いない。

アマゾンはまだまだ稼いだキャッシュをすべて投資に回している成長企業で配当や自社株買いはゼロである。

この無配で全額投資に回すという方針にまだ株主は文句のないところでしょう(というか大株主はジェフ・ベゾス本人だが)。

アマゾンはクラウド事業でマイクロソフトやIBM、グーグルと激しい争いをしているが、その中でもアマゾンのAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)は頭一つ抜けていると言われている。それはもちろんジェフ・ベゾスの強いリーダーシップもあるだろうが、キャッシュを投資にガンガン回して他社を圧倒でいるという点もアマゾンの強みとして挙げられると思う。

一度有配企業になればよほどのことがない限り減配は難しいし、ましてや再度無配にするなんて米国では絶対に無理である。

すでに高配当銘柄として名高いマイクロソフトやIBMが株主還元を捨ててまで、キャッシュを投資に回すことは困難を極めるはずで、その状態でアマゾンにクラウド事業で戦うのは不利なのではないかと個人的には思っている。

さて、そのアマゾンの業績だが営業損益は過去10年ずっと黒字を維持しているし、最終損益も2012年度と2014年度を除けば黒字を確保している。もちろん利益率は低いが。

これは少し意外に感じた。成長企業であれば赤字であっても許されるものだがアマゾンはしっかり黒字を確保している。これはアマゾンの成長ステージも最終段階にあることを示唆しているのだろうと感じた。

キャッシュフローも営業CFは毎年グングン伸びており、フリーCFもプラスを確保。

無配なので株主還元は特になし。

シーゲル教授の進める長期投資法は、すでに成熟した高配当の優良企業を長期保有して配当再投資を繰り返すことだ。その投資法を素直に受け入れるのであればアマゾンは長期投資対象として不適切と判断されることになる。

今、アマゾンに投資することはしない。

しかし、アマゾンは将来高い可能性でワイドモートを持つ高配当成熟企業へ変身するだろう。すでにワイドモートではあるが。

かつて成長企業だったマイクロソフトが2004年に750億ドルという超巨額の株主還元策を発表した時と同じことがほぼ間違いなくいつかアマゾンでも起こると思われる。アップルが2012年から配当、自社株買いを開始したことと同じことがアマゾンでも起こるでしょう。

今はアマゾンは配当しない会社というイメージが浸透しているが、それも後何年続くことか。

ネット小売り、クラウドサービスこのあたりの分野で他社を圧倒するシェアを獲得して(すでに獲得している分野もあるが)毎年安定した営業CFを稼ぐことができるようになればいつか来るはずだ。アマゾンが高配当成熟企業になる日が。

まだまだ株価は上昇するだろうし投資家期待も高いから配当再投資戦略はアマゾンには不適合だと思われるが、グロース株投資戦略の対象としてアマゾンは当然有りだろう。

シーゲル流の配当再投資戦略に拘ること、投資方針の一貫性も大切かもしれないが柔軟性も時には大切かもしれない。確かに30年超の長期投資であればシーゲル教授が言う大型成熟株の配当再投資が有効だろうが、投資期間を5年~10年とするのであればアマゾンなど成長株への投資も良い選択肢かもしれない。

 - 米国株銘柄分析