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【AMGN銘柄分析】アムジェンは世界最大の高収益バイオ医薬品メーカー

   

※2016年度データ更新済み

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はアムジェン(AMGN)をご紹介します。


    アムジェン財務情報等

基本情報

会社名 アムジェン
ティッカー AMGN
創業 1980年
上場
決算 12月
本社所在地 カリフォルニア州
従業員数 17,900
セクター ヘルスケア
S&P格付 A
監査法人 EY
ダウ30 ×
S&P100
S&P500
ナスダック100 ×
ラッセル1000

 

地域別売上高

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業績

 

キャッシュフロー

 

株主還元

この記事を読むともっとこのグラフを理解できます!

連続増配年数

6年

 

バリュエーション指標等(2017/3/24時点)

PER:16.2倍 最新情報はこちら

配当利回り:2.8% 最新情報はこちら

配当性向:38% 最新情報はこちら

 

感想

アムジェンという企業を知らない人もいるかもしれないが、それは仕方ないこと。私たちの日常生活の場にアムジェンの製品が出てくることは滅多にないから。

しかし、アムジェンは日本の武田薬品工業を超える売上規模を誇っており、2015年12月期の売上高は216億ドル(2兆円超)もある。

アムジェンはバイオ医薬品(遺伝子組み換え技術)メーカーの大手企業であり、関節リウマチ治療薬エンブレル、白血球増殖薬ノイラスタ、2015年に米FDAも承認した高コレステロール血症治療薬レパノーサなどが主力商品として挙げられる。

日本では2013年からアステラス製薬と合弁会社を設立してビジネスを展開している。

業績は好調だ。売上は右肩上がりで利益率も高くグロスマージンは80%、営業利益率も30%超ある。今後も売上拡大が予想されているが、急激な売上成長は見込まれていない。きちんと収益性を伴った成長が期待できそうだ。

製薬にしてはやや自己資本比率が低く感じたが、直近の自己資本比率は40%あり問題はないであろう。

アムジェンのBSを見るとどうやら2012年頃から長期銀行借入での資金調達を増やしているようだ。2013年にオニキスを104億ドル(約1兆円)で買収しているが、この買収資金のための借入だと思われる。

キャッシュフロー計算書は素晴らしいとしか言いようがない!

営業CFは売上拡大に伴って増加しており、フリーCFも潤沢。
開発投資は営業CFに織り込まれているので、製薬企業のフリーCFは多くなりがちではあるが。。

営業CFマージンは直近40%を超えている。驚愕の高収益だ。

株主還元だが、配当は2011年度から開始しているようでそれまでは無配だったようだ。配当を開始してからは毎年増配を続けている。あと20年後アムジェンも配当貴族の仲間入りをしているかもしれない。配当性向は35%ほどで増配余地あり。

自社株買いは2011年度と2012年度は積極的に実施しているが、2013年以降はやや少ない。M&Aや開発投資に資金を回しているためであろう。上述したがアムジェンは2013年に1兆円規模の買収を実施した。FY16は配当総額に匹敵する自社株買いを実施している。

ヘルスケアセクターの中でも特段高収益で優良企業だと言える。

でも私は現時点ではヘルスケアセクター長期投資対象の個別銘柄としてアムジェンは選ばない。まだ配当実績が5年しかないからだ。ただ、アムジェンが今後も優良企業であり続ける可能性は高いと思うので、今後も業績や株主還元をウォッチしていこうと思う。

あと20年後、アムジェンが配当貴族の仲間入りを果たしたらその時は、遅ればせながらアムジェン株を買わせて頂くことがあるかもしれない。

 - 米国株銘柄分析