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【ABT銘柄分析】アボット・ラボラトリーズはヘルスケアセクター過去トップパフォーマンスの配当貴族企業

   

S&P100構成銘柄を中心に米国企業の業績、財政状態、キャッシュフロー、株主還元状況について過去10年分のデータをグラフ化しています。

データソースはMorningstarです。

今回はアボット・ラボラトリーズ(ABT)をご紹介します。

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    アボット財務情報

基本情報

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地域別売上高

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事業構成

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業績

(単位:百万USD)
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財政状態

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キャッシュフロー

(単位:百万USD)
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株主還元

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連続増配年数

43年

 

株価等の最新情報

以下から、Yahoo Financeへ飛びます。
アボット・ラボラトリーズ(ABT)

 

感想

何を隠そうアボット・ラボラトリーズ(ABT)はシーゲル流株式投資を志す米国株投資家にとって、絶対に欠かせない銘柄のなのである。

シーゲル教授によるとアボットは1957年から2003年までのトータルリターンがフィリップモリスに次ぐ第2位で、その利回りは何と年率16.5%!。これは市場平均を5.5%も上回る水準で驚異的である。

フィリップモリスの19.7%には劣るものの、50年間に渡って年率16%ものリターンを株主にもたらした実績は輝かしいものである。

アボット・ラボラトリーズは1929年に上場してから、抗ウイルス剤で市場をリードし、HIV・エイズ治療薬が有名である。

2016年4月にセント・ジュード・メディカル(STJ)の買収を発表した。
それに伴って独禁法の関係から、眼科事業を営む子会社をジョンソンエンドジョンソンに売却、心臓血管医療機器事業をテルモに事業譲渡する予定である。

さて、業績を見てみよう。

2013年から一見すると売上高が急減しているが、これはバイオ新薬部門をアッヴィとして分離したためであり、実質的な減少ではない。

粗利率は50%台後半あり(グラフにないが)非常に高収益体質である。ROEは直近は20%強もある。

キャッシュフロー計算書も美しいフォルムで、毎期安定して多額のフリーCFを稼いでいることがわかる。営業CFマージンは過去5年平均で19%もある。

配当も毎期増配を続けており、連続増配年数は43年と配当貴族銘柄(過去25年以上連続増配)である。

自社株買いにも積極的で過去5年平均の総還元性向は100%である。

比較的配当利回りが低い傾向にあるヘルスケアセクターであるが、アボットの直近の配当利回りは2.6%(過去5年平均でも2.4%)あり高配当と言える水準である。

ヘルスケアセクターは開発投資が多額に掛かり、かつのその失敗リスクもあるので手元に一定の資金を確保しておきたいニーズがあり、配当利回りが低い傾向にあると思われる。そんな業界にあって、これだけの配当利回りを確保できるのは立派である。

上述の通り、アボット・ラボラトリーズはシーゲル教授の『株式投資の未来』で過去リターンが第2位であり、ヘルスセクターの中でも配当再投資戦略に適した優良銘柄である。直近10年の業績や株主還元を見る限り、その優良っぷりは健在である。

アボットはヘルスケアセクター銘柄として、個別銘柄投資の対象に選びたくなる超優良銘柄だ!

 - 米国株銘柄分析